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橋本 晋太朗医師らは、二重整形埋没法における術式の違いと術後合併症について研究し、論文「経皮的埋没式重瞼術と経結膜的埋没式重瞼術における術後合併症の検討」を発表いたしました。同論文は2024年12月25日、日本美容外科学会(JSAS)が発行するジャーナル「日本美容外科学会誌」に掲載されました。
| 論文タイトル | 経皮的埋没式重瞼術と経結膜的埋没式重瞼術における術後合併症の検討 |
|---|---|
| 掲載誌 | 日本美容外科学会誌(JSAS) |
| 掲載日 | 2024年12月25日 |
| 著者 | 橋本晋太朗、田村貴彦、上乃誠、奥村公貴、寺西宏王 |
埋没式重瞼術は結紮点の位置により経皮法と経結膜法に分類されるが、両術式の術後合併症を比較検討した報告はない。当院で施行した両術式の術後合併症を検討した結果を報告する。
経皮法:皮膚と結膜を往復し、結紮点を皮下に留置する
経結膜法:皮下と結膜下に糸をスクエア型に通し、結紮点を結膜下に留置する
2023年3月から2024年3月に当院で施行した埋没式重瞼術症例を経皮法と経結膜法に分類し、それぞれの術後合併症について診療録で後方視的に検討した。また結紮点関連合併症を防ぐ手技についても検討した。
222例(経皮法114 例、経結膜法108例)を対象とし、女性212例、男性10例、年齢は14-69歳(平均29.1歳)で、 術後観察期間は1-12か月(平均6.5か月)であった。術後合併症は経皮法で6例、経結膜法で7例であり、両術式で結紮点関連合併症は認めなかった。
両術式における合併症発生率はほぼ同等で、結紮点関連合併症はなかった。術式選択には各術式の利点・欠点を患者に十分説明することが重要である。
