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2022/12/05 公開
2022/12/07 更新
ほくろとは、メラニン色素やメラノサイトという物質が皮膚の一部に集中している良性のできもののことです。
ほくろは先天性・後天性どちらの場合もありますが、多くは後天性です。主な発生時期は幼児期から思春期にかけてですが、成人してからほくろができるケースもあります。
このコラムでは、ほくろが増える原因やほくろが多い人の特徴、美容整形でほくろを消す方法を解説します。
ほくろが増える原因は、「紫外線」や「ホルモンバランスの変化」などによるメラニン色素の増加といわれています。
大量の紫外線を浴びると、肌を守るためにメラノサイトが活性化し、メラニン色素を生成します。メラニン色素をつくる過程でほくろが発生し、ほくろが増加します。
また、妊娠や生理不順、更年期などでホルモンバランスが乱れると、メラニン色素を体外へ排出するサイクルが崩れてしまいます。そのため、ホルモンバランスの乱れもほくろの増加につながります。
ほくろの増加はメラニン色素だけでなく、親から遺伝する体質も関係しています。そのため、親にほくろが多いと、子供も同様にほくろが多くなります。
また、メイクやスキンケアなどで肌を強く擦ってしまう点も、ほくろが多い人の特徴です。肌に強い刺激を与えると、メラニン色素が集中しやすくなるため、ほくろが増えてしまいます。
ほくろをしっかり消したい方は、美容整形による除去がおすすめです。
ほくろ除去の施術方法は4種類あり、ほくろの大きさや深さにより適応施術が異なります。
直径1ミリ以下の表面が平らなほくろの除去に用いられる治療法です。
ほくろ周辺の正常な組織を傷つけないため、色素沈着のリスクや施術後のダウンタイムを軽減できるメリットがあります。
直径6ミリ以下の盛り上がったほくろの除去に用いられる手術法です。
手術時間が短く、切開できない箇所にあるほくろも除去できるメリットがあります。
直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に用いられる手術法です。
切開を伴うため、術後3〜6ヶ月ほど傷跡が残りますが、再発の可能性が低いメリットがあります。
皮膚の深部まで達した、直径6ミリ以下のほくろの除去に用いられる手術法です。まれに傷口が盛り上がる・凹む場合もありますが、切開法よりも皮膚がゆがみにくい・ほくろ再発の可能性が低いメリットがあります。
ほくろはメラニン色素の増加によって発生するため、ほくろを増やしたくない方は、紫外線対策や生活習慣の見直しを行いましょう。すでに発生しているほくろを消したい方は、美容整形による除去がおすすめです。
TCB東京中央美容外科では、無料カウンセリングをご用意しています。ほくろのお悩み相談や治療の確認だけでご帰宅いただいても問題ありません。お気軽にご来院ください。
TCBの「エリア総括院長」として活躍。
患者様の理想に近づけるための治療プランを複数提案し、術式や予算、リスクについてご納得いただいた上でお選びいただけるよう、丁寧な説明を心がけています。
日本外科学会認定専門医