ヒアルロン酸豊胸のデメリットは?メリットとおすすめポイントも解説

2025/12/09 公開

2025/12/11 更新

ヒアルロン酸豊胸は、バストの形や大きさを希望の形に整える施術です。多くのメリットがありますが、デメリットも事前に理解しておくことが大切です。
このコラムでは、ヒアルロン酸豊胸のデメリットやリスクなどについて解説します。ヒアルロン酸豊胸で後悔しないために、ぜひご参考にしてください。

ヒアルロン酸豊胸のデメリット

ヒアルロン酸豊胸には、以下5つのデメリットがあります。

  • 効果の持続期間に限界がある
  • 大幅なサイズアップは見込めない
  • 負荷がかかると変形するリスクがある
  • 乳がん検診の妨げになる可能性がある
  • 失敗する恐れがある

効果の持続期間に限界がある

ヒアルロン酸豊胸の持続期間は、一般的に2~3年程度とされています。ヒアルロン酸は時間経過とともに体内に吸収されるため、豊胸の効果は次第に減少していきます。個人差もありますが、2年より早く吸収されるケースもあり、効果を実感しにくくなることがあります。

大幅なサイズアップは見込めない

ヒアルロン酸豊胸は、バストサイズの大幅なアップにはあまり向かない施術です。例えば、シリコンバッグ豊胸では2カップ以上のサイズアップが期待できますが、ヒアルロン酸豊胸の目安はおおよそ1カップ程度です。大幅なバストアップを目指してヒアルロン酸を過剰に注入すると、しこりになるリスクが高まります。

負荷がかかると変形するリスクがある

注入したヒアルロン酸は、うつ伏せで寝ることや激しい運動などで負荷がかかると変形する恐れがあります。そのため、施術直後の仕上がりと数日後の見た目が異なるケースもあります。場合によっては、日常生活での行動に一時的な制限がかかることもあるでしょう。

乳がん検診の妨げになる可能性がある

ヒアルロン酸豊胸をしている方も、乳がん検診を受けることは可能ですが、事前の申し出が必要です。マンモグラフィー検査では、乳房を板で挟んで圧迫するため、ヒアルロン酸の位置の移動や変形につながる恐れがあります。また、しこりがある場合、検診結果に影響するケースもゼロではありません。

失敗する恐れがある

ヒアルロン酸豊胸では、以下の失敗が起こるリスクがあります。

  • 左右差の悪化
  • しこりの形成
  • 変化がない

豊胸施術には、一定のリスクが伴います。ヒアルロン酸豊胸の場合は、左右差の悪化やしこりの発生などが起こる可能性があるため、デメリットをよく理解したうえで施術を受けることが大切です。また、ヒアルロン酸は一度に大量注入できないため、場合によっては思うような効果を実感しにくい場合もあります。リスクを完全にゼロにするのは難しいため、リスクや失敗時の対応について事前に確認しておくことが、後悔を避けるポイントになります。

ヒアルロン酸豊胸で起こりうるリスク

ヒアルロン酸豊胸で起こりうるリスクの例は、以下の通りです。

  • しこり
  • 腫れ・内出血
  • 炎症
  • 血管閉塞
  • 感染症・アレルギー

しこり

ヒアルロン酸豊胸では、注入したヒアルロン酸が硬くなり、しこりを形成する場合があります。主な原因として、硬いヒアルロン酸製剤の使用や、一度に大量に注入した場合などがあげられます。しこりを防ぐには、ヒアルロン酸製剤を少しずつ注入し、同じ場所に過度に入れない工夫が必要です。しこりができた場合、基本的にはヒアルロン酸を溶かす注射(ヒアルロニダーゼ)が使用されますが、場合によっては切開による摘出手術が必要になります。

腫れ・内出血

ヒアルロン酸豊胸は注射を用いるため、施術後に腫れや内出血が生じるケースがあります。症状は一時的なもので、1~2週間程度で落ち着きます。

炎症

施術後に熱感や赤み、痛みがある場合は、乳腺に炎症が生じている可能性があります。症状によってはヒアルロン酸の除去や内服薬による対処が必要になるため、施術を受けたクリニックを受診してください。

血管閉塞

ヒアルロン酸豊胸を行うと、ヒアルロン酸が血管内に入り込み、血管閉塞を引き起こすリスクがあります。確率は極めて低いものの、皮膚組織が壊死する恐れがあり、注意が必要です。大量のヒアルロン酸を一度に注入した場合や、同じ部位に他の治療を行っている場合はリスクが高まるため、適切な注入量を管理し、危険性を慎重に見極めることが重要です。

感染症・アレルギー

ヒアルロン酸を注射する際に細菌が入り込むと、感染症を引き起こす可能性があります。また、体質によってはアレルギー反応が出る場合もあります。これらのケースは稀ですが、トラブルが起こった際に適切に対処してくれるクリニックで施術を受けるのが大切です。

ヒアルロン酸豊胸のメリット

ヒアルロン酸豊胸はデメリットがある施術ですが、多くのメリットもあります。

  • 傷跡が残りにくい
  • 形の微調整がしやすい
  • 施術にかかる時間が短い
  • 触り心地が柔らかい
  • 見た目が自然

傷跡が残りにくい

ヒアルロン酸豊胸は切開を伴わないため、施術後の傷跡が残りにくいのが特徴です。メスを使った手術を避けたい方や、初めて豊胸を受ける方に向いています。入浴ができるのは施術後3日程度経過してからですが、傷口の状態をみながらタイミングを決定しましょう。

形の微調整がしやすい

ヒアルロン酸豊胸は、ヒアルロン酸の注入部位や量を希望に応じて決められるため、デザインやサイズを調整しやすい施術です。きれいな谷間が欲しい、上側に丸みが欲しい、少しだけ大きくしたいなどの希望がある方に向いています。

施術にかかる時間が短い

ヒアルロン酸豊胸の施術時間は治療プランや注入量によって異なり、おおよそ30分~1時間程度です。通院の時間が取りにくい方でも、空き時間に受けやすい点が特徴です。また、シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸よりもダウンタイムが短いため、私生活へ影響しにくくなっています。

触り心地が柔らかい

ヒアルロン酸豊胸は、シリコンバッグ豊胸と比べて、より柔らかな触り心地になりやすい施術です。施術後1週間程度は硬さを感じる可能性がありますが、2週間程度経過すると馴染んで柔らかさが出てきます。TCB東京中央美容外科では、質感や持続力に配慮した自社製のヒアルロン酸製剤を使用しています。

見た目が自然

ヒアルロン酸豊胸は、自然な仕上がりを目指せるため、豊胸がバレにくいメリットがあります。大幅なサイズアップには向きませんが、見た目の違和感を抑えながら形の調整が可能です。

TCB式ヒアルロン酸豊胸とは

TCB式ヒアルロン酸豊胸

TCB式ヒアルロン酸豊胸は、自社で開発した豊胸用ヒアルロン酸製剤を使用し、患者様の理想に合わせて注入量や注入部位を調整しながらバストアップを目指す施術です。身体の向きに合わせて自然に傾く仕上がりが期待できます。一般的なバストアップ用ヒアルロン酸よりも粒子が細かいため、柔らかな触り心地を実現しつつ、造形力にも優れています。施術に関する不安や悩みの内容によって、女性医師への相談を希望する方の対応も可能です。

TCB式ヒアルロン酸豊胸の詳細はこちら

まとめ

ヒアルロン酸豊胸は、バストを理想の形に近づけたい方や、初めて豊胸を受ける方におすすめの施術です。施術を受ける際には、メリットとデメリットの両方を把握しておくことが大切です。
TCBでは、ヒアルロン酸豊胸に加え、他院で行った豊胸のしこり除去や、豊胸バッグの除去も承っております。豊胸に関するお悩みは、ぜひ一度ご相談ください。

このQAを監修したドクター

高柳 佑衣子

新宿東口院 院長

高柳 佑衣子

都内大学病院皮膚科で外科手術だけでなく、患者様のお肌の悩みと向き合って参りました。
ご要望を丁寧に伺った上で患者様に適した手術方法をご提案し、リスクやご予算などに合わせてベストな治療を一緒に考えていきます。
日本皮膚科学会正会員
日本美容外科学会員

経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:9:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE