鼻の穴が見える原因と改善が期待できる美容整形、セルフケアを紹介

2025/08/08 公開

2025/08/12 更新

正面や横から見たときに鼻の穴が見える状態は、自力で改善するのが困難でメイクでの調整も難しい部分です。鼻の穴が見える原因は、もともとの鼻の形と加齢や癖による変化の2種類があります。
このコラムでは、鼻の穴が見える原因と、改善が期待できる美容整形、セルフケアを紹介します。鼻にコンプレックスを抱えている方や、美容整形で改善を目指したい方はぜひご覧ください。

鼻の穴が見えやすい鼻の形

鼻の穴が見えやすい代表的な形は、以下の5つです。

  • 鼻先が上向き
  • 鼻先が短い
  • 小鼻のカーブの角度が強い
  • 小鼻が大きい
  • 笑ったときに鼻の穴がふくらむ

鼻先が上向き

鼻先が上に向いている状態を「アップノーズ」や「豚鼻」と言います。適度なアップノーズであれば、鼻先が上に向いている形がかわいいと人気です。しかし、豚鼻と呼ばれるほど鼻の穴が見えてしまうと、鼻への印象が強くなりコンプレックスの原因になります。

鼻先が短い

鼻先が短いと鼻柱(鼻の穴を分ける中央部分)が十分に下がらず、鼻の穴が正面から目立ちやすいです。また、鼻先が短いと小鼻とのバランスが悪くなり、差が生じた分鼻の穴が正面を向いてしまう原因にもなります。

小鼻のカーブの角度が強い

小鼻のカーブが強すぎてめくれ上がっている場合、正面や横から見たときに鼻の穴が目立ちやすいです。生まれつき団子鼻の方は、小鼻がめくれ上がる場合が多いですが、加齢による皮膚の弾力性の低下によって起こる可能性もあります。

小鼻が大きい

小鼻が大きいと構造的に鼻の穴の周辺が大きくなるため、正面や横から鼻の穴が見えやすいです。また、小鼻が大きいと鼻先が上を向きやすくなり、鼻の穴が目立つ原因になります。

笑ったとき鼻の穴がふくらむ

怒ったときや笑ったときなど、特定の表情をしたときに小鼻がふくらんで鼻の穴が気になる方もいます。特定の表情で現れるため、表情に気をつかえば気にならなくなる場合もありますが、気にしすぎて表情がこわばらないよう心がけてください。

鼻の穴が見える原因

以前と比べて鼻の穴が見えるようになってきたと感じる方は、主に以下の5つが原因です。

  • 加齢
  • 皮膚の薄さ
  • 軟骨の変化
  • 鼻を触る癖
  • 体重の増減

加齢

鼻は加齢による肌のたるみや、骨密度の変化がもたらす皮膚への影響によって肥大化する傾向にあります。皮膚は加齢によって弾力が失われ、重力によって下に垂れてきます。また、骨密度の低下によって生じるのは、萎縮した骨に合わせた筋肉や皮膚の移動です。鼻の周辺でこのような変化が起こると、鼻の形や鼻の穴の見え方が変わる場合があります。

皮膚の薄さ

加齢で皮下脂肪が減ると皮膚が薄くなります。皮膚は厚いほうが鼻の穴が目立ちにくいため、年齢を重ねると鼻の穴が目立つ場合があります。もともと皮膚が薄い方は、さらに薄くなることで鼻の穴が目立ちやすくなったと感じます。

軟骨の変化

軟骨は加齢によって変形したり、減少したりする性質があります。鼻の軟骨に変化が現れると、鼻全体の形が変わって鼻の穴が見えやすい状態になる方もいます。また、上あごの変形によって小鼻が大きくなるケースや、鼻中隔の変形によって鼻の穴の見え方に影響を及ぼすケースもあります。

鼻を触る癖

指やティッシュで頻繁に鼻掃除をする方や、鼻炎や花粉症などでティッシュを鼻に詰める習慣がある方は、皮膚が伸びて鼻の穴を広げてしまう場合があります。また、鼻詰まりの放置やうつぶせ寝なども鼻の形が変わる原因となり、結果的に鼻の穴を目立たせる可能性があります。

体重の増減

急激な体重の変化は、鼻の穴を目立たせる原因になる場合があります。脂肪が急に増えると鼻が大きくなる一方で、痩せて顔が小さくなると鼻が目立つ可能性もあるため、大幅な体重の変化には注意が必要です。

鼻の穴を見えにくくする美容整形

鼻の穴を見えにくくする美容整形は、主に以下の3つです。

  • 鼻中隔延長
  • 鼻尖形成
  • 小鼻縮小

鼻中隔延長

鼻の穴を左右に隔てている部分である鼻中隔を引き上げ、長くすることで鼻の穴を目立ちにくくできます。TCB東京中央美容外科では、鼻先から糸を挿入するだけの切らない鼻中隔延長を行えます。糸の持続期間は1年程度で、体内で徐々に溶けていきますが、挿入した糸の周囲のコラーゲンが線維化するため、すぐにもとに戻ってしまうことはありません。

鼻中隔延長・豚鼻治療(埋没法)の施術ページはこちら

鼻尖形成

鼻尖形成は、鼻先を細く尖らせる鼻整形で、顔のバランスに合わせて形状や方向、高さを調整できる特徴があります。TCB東京中央美容外科では、主に2種類の方法で鼻尖形成を行います。
切らない鼻尖形成は、糸を使用して細い鼻先を目指す施術のため、切開に抵抗がある方やダウンタイムが気になる方におすすめです。
切開を行う鼻尖形成は、鼻中隔を切開して余分な脂肪や軟部組織を切除し、糸で縛って鼻先をシャープに整える効果が期待できます。切開部分が小さいため傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりを目指せます。

鼻尖形成の施術ページはこちら

小鼻縮小術

小鼻縮小術は、広がっている小鼻を小さく整える施術で、TCB東京中央美容外科では主に以下の4種類の方法があります。

  • 小鼻縮小ボトックス注射:ボトックス注射で筋肉の動きを抑制する
  • 切らない小鼻縮小:糸を使用して結んで小鼻を小さくする
  • 鼻翼縮小完全内側法:小鼻の内側の皮膚を切除する
  • 小鼻縮小脂肪溶解注射:脂肪を溶かして小鼻を小さくする

患者様のご希望やお悩みに応じて複数の施術プランから選べるため、カウンセリングで医師と相談のうえ、選択してください。

小鼻縮小術の施術ページはこちら

鼻の穴を見えにくくするセルフケア

鼻の穴を見えにくくするセルフケアには、主に以下のような方法があります。

  • メイク
  • マッサージ
  • 普段の癖に気をつける

メイク

メイクで鼻の穴を目立ちにくくする場合、鼻の穴周辺にコンシーラーを薄く塗ると、鼻の存在感を抑えられます。また、鼻の側面にシェーディング、鼻の頭にハイライトを入れると鼻の穴が目立ちにくくなるためおすすめです。

マッサージ

リンパマッサージによって鼻のむくみをとると、鼻の穴が目立ちにくくなる場合があります。
オイルやクリームを使用して、小鼻の付け根から耳の下に向かって10回マッサージをします。次に、鼻の付け根から鼻先に向かって親指で5~10回下へ流すようにします。最後に人差し指と中指で小鼻をつまんで内側に寄せるように10回マッサージしてください。
摩擦を起こさないためにオイルやクリームを使用し、力を入れすぎないよう注意が必要です。

普段の癖に気をつける

鼻を触る癖がある方は、鼻の穴を広げてしまう可能性があるため注意が必要です。鼻炎や花粉症で鼻が詰まる場合、適切な治療を行ってむやみに鼻を触らないよう気をつけましょう。

まとめ

鼻の穴が見えるとコンプレックスを感じている方は、原因に合わせた美容整形の選択によって改善を目指せます。セルフケアで効果があるケースもありますが、継続が必要であったり、効果が限定的であったりするため、鼻の穴が見えるのを改善したい場合は美容整形がおすすめです。
TCB東京中央美容外科では、切らない施術から長期にわたって効果が持続する手術まで、患者様に合わせた多くのプランをご用意しています。鼻の穴が見えるとお悩みの方は、ぜひ無料カウンセリングまでお越しください。

このQAを監修したドクター

寺西 宏王

梅田大阪駅前院 院長

寺西 宏王

TCB「理事長」として関西で活躍するドクタービーバーの愛称で知られる医師。 繊細な施術を得意とし、二重整形・目の下のクマ・鼻整形等ジャンルを問わない整形術は精密な仕上がりと高いクオリティとして有名。 【日本外科学会 会員】

経歴
2004年
兵庫医科大学 卒業
2004年
兵庫医科大学病院
2006年
京都医療センター 外科
2007年
京都大学医学部付属病院 心臓血管外科
2007年
静岡県立総合病院 心臓血管外科
2012年
小倉記念病院 心臓血管外科
2016年
小倉記念病院 心臓血管外科 副部長
2019年
東京中央美容外科 京都駅前院 院長
2020年
東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 院長
備考
日本美容医療学会(JAPSA) 代表理事

関連したご質問

全国のTCBを探す

  • 都内
  • 関東
  • 北海道
  • 東北
  • 中部
  • 関西
  • 中国・四国
  • 九州・沖縄
  • Web予約をする
  • LINE相談・予約

電話予約受付時間:9:00~23:00 
診療時間:9:00~19:00(不定休)
※一部クリニックは異なります。
LINE相談・Web予約24時間受付中

公式SNS
 X
LINE