すそが(すそワキガ)はどんな臭い?原因や治療法、セルフチェック方法を紹介

2025/08/08 公開

2026/09/24 更新

すそが(すそワキガ)は、ワキガと同じ原因でデリケートゾーンに特有の臭いが発生する症状です。デリケートゾーンの症状のため、人に相談できずに悩みを抱える方も少なくありません。また、臭いの特徴を知らないとすそがかどうかの判断が難しいため、医療機関を受診するべきか迷う方もいるでしょう。
このコラムでは、すそがの臭いの特徴や、原因・治療法について紹介します。デリケートゾーンの臭いにお悩みの方は、参考にしてください。

すそが(すそワキガ)とは

すそが(すそワキガ)は、ワキガと同じ原因でデリケートゾーンに特有の臭いが発生する症状です。男女ともに発症する場合がありますが、特に女性はホルモンの変化や生理・おりものなどの影響でデリケートゾーンが蒸れやすい傾向があるため、発症しやすいと言われています。
デリケートゾーンの症状のため、人に相談できずに悩みを抱える方も少なくありません。しかし、専門的な治療を受けることで改善が期待できるため、悩んでいる場合は医療機関の相談をおすすめします。

すそがの臭いの特徴

すそがの臭いは、以下の臭いに例えられます。

  • ツンと鼻につく酸っぱい臭い
  • チーズのような発酵臭
  • クミンのような香辛料に似た臭い
  • ネギや玉ねぎのような刺激臭
  • 生乾きの洗濯物に似た臭い
  • 鉛筆の芯のような苦い臭い

人の身体には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類が存在します。エクリン汗腺は全身に分布し、無臭の汗を排出して体温調節を行う汗腺です。アポクリン汗腺は脇・陰部・耳の中・乳輪などに多く分布している汗腺です。分泌される汗にはたんぱく質・脂質・糖質・アンモニア等を含み、濁りや粘り気があるのが特徴です。
すそがは、アポクリン汗腺から分泌される汗が主な原因となり、酸っぱい臭い・刺激臭・発酵臭などに例えられるワキガのような特有の臭いが発生します。ただし、すそが以外の疾患による臭いの可能性もあるため、不快な臭いがあるからといって必ずすそがであると断定はできません。腐敗臭や陰部の痒み、おりものの異常がある場合は性病のおそれもあるため、医療機関で正確な診断を受けることをおすすめします。

デリケートゾーンが臭う原因

デリケートゾーンが臭う原因として、以下の5点が考えられます。

  • 遺伝的要因
  • ストレス・ホルモンバランスの乱れ
  • 食生活や生活習慣による影響
  • 不適切な自己処理
  • 下着の締め付けや通気性によるムレ

すそがでないケースもあるため、当てはまるものがないか確認してみましょう。

遺伝的要因

アポクリン汗腺の数には遺伝性があるため、遺伝により生まれつきアポクリン汗腺の数が多いと、すそがの発生リスクが高まります。片親がワキガの場合は約50%、両親どちらもの場合は約75%の確率で子に受け継がれるとされているため、家族にワキガ・すそがの方がいる場合は遺伝的要因の可能性があります。

ストレス・ホルモンバランスの乱れ

ストレスやホルモンバランスの乱れは、アポクリン汗腺の働きを活発にして臭いを強める原因になります。ストレスは、交感神経を刺激してアポクリン汗腺の働きを活性化するため、注意が必要です。また生理や妊娠、更年期などホルモンバランスが変化しやすい時期になると、アポクリン汗腺から分泌される汗の量が増加するため、臭いが強くなる傾向があります。

食生活や生活習慣による影響

脂質の多い食事や動物性たんぱく質の摂りすぎは、アポクリン汗腺からの皮脂分泌を促進させて臭いを強くする可能性があります。すそがは遺伝や体質だけではなく、複数の要因が重なって発生するため、生活習慣の改善や衣類の調整、ストレス管理などによって症状の軽減に努めることが大切です。

不適切な自己処理

不適切な自己処理によってデリケートゾーンの皮膚に炎症が起こると、雑菌が繁殖してすそがを発生させる原因になります。炎症を起こさないよう、電気シェーバーを使用し、剃毛後の保湿を怠らないよう注意しましょう。

下着の締め付けや通気性によるムレ

締め付けが強い下着や通気性の悪い衣類、生理用品によるムレがデリケートゾーンの臭いにつながる可能性があります。湿度が高いと雑菌が繁殖しやすく、すそがではない人でも臭いが気になる原因になります。タイトなショーツは避け、綿や絹などの素材でできた通気性の良い下着の選択がおすすめです。

すそがの治療法

すそがの治療法には、主に以下の種類があります。

  • ボトックス注射
  • ウルセラドライ
  • ペアドライ
  • ビューホット
  • モナリザタッチ(CO2レーザー)
  • シェービング法
  • 剪除法(せんじょほう)

TCB東京中央美容外科では、すそがやワキガに対してボトックス注射・吸引シェービング法・剪除法の3つの治療を取り扱っております。ボトックス注射は注射のみで行い、吸引シェービング法は1〜2センチ程度、剪除法は数センチ程度切開を行います。陰部はデリケートで、パートナーの目につく機会もある繊細な部位であるため、切開に抵抗がある方はボトックス注射をおすすめします。

すそワキガの治療ページはこちら

すそがのセルフチェック方法

以下の特徴に当てはまる場合は、すそがの可能性があります。気になる症状がある方は、セルフチェックをしてみましょう。

  • 血縁者にワキガまたはすそがの人がいる
  • 下着に黄色いシミや臭いが付く
  • 着替えの際にデリケートゾーンが臭う
  • 脇や乳輪の臭いも気になる
  • 耳垢が湿っている
  • 清潔にしていても臭いが改善されない
  • 陰毛が太い・濃い
  • デリケートゾーンの臭いを指摘されたことがある

これらの項目に複数当てはまる方はすそがの可能性があります。自己判断は難しく、セルフケアで軽減できる臭いには限界があるため、臭いが気になる方は医療機関に相談しましょう。

まとめ

すそがは、デリケートゾーンからワキガのような臭いが生じる状態で、自分では気づきにくい症状です。デリケートゾーンの悩みは、人に相談しづらいものですが、医療機関での専門的な治療によって改善が見込めるため、そのまま放置せずに相談しましょう。
TCB東京中央美容外科では、気になるデリケートゾーンの臭いを改善するすそが治療を行っております。男性の方も受けられるため、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

このQAを監修したドクター

村井 瑞佳

横浜駅前院 院長

村井 瑞佳

患者様に親身に寄り添った治療がモットー。
麻酔科医の経験を活かし、痛みを抑えた治療を得意としています。女性特有の繊細なお悩みにも共感して、患者様一人ひとりに合わせた治療プランをご提案します。

経歴

岩手医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学付属病院 麻酔科
東京中央美容外科 横浜駅前院 院長

備考

日本麻酔科学会 会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ®ボリューマ 認定医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定医
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

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